エコノミストのジム・オニール氏(提供:news1)
エコノミストのジム・オニール氏(提供:news1)
新型コロナウイルス感染症の世界的流行により、世界各国が大幅なマイナス成長を記録している中、経済協力開発機構(OECD)は韓国の国内総生産(GDP)の展望値を上方修正したことで、専門家たちの関心を集めている。

24日(現地時間)“ダボス会議”と呼ばれる世界的経済フォーラムは「韓国経済は他のOECDの国々よりもっと強固だ」というタイトルの報告書を発表した。

ゴールドマンサックスの首席エコノミストとして在籍していたエコノミストのジム・オニール氏はこの報告書で「OECDの国々のGDPが平均マイナス7.6%の減少率をみせている一方、韓国のGDPの展望値はマイナス0.8%にとどまっている」とし、韓国は開発途上国のロールモデルだけでなく、いまや米国、英国のような先進国のロールモデルとなっていると伝えた。

つづけて「OECDの展望値はもちろん展望であるだけだが、その他の機関の調査よりかなりの信頼がある」とし「今回の展望値は、韓国経済が他のOECD国家よりずっと優れているという点を立証している」と伝えた。

オニール氏は「韓国は単純に経済成長に執着せず技術を受け入れることで、容易く崩れない経済基盤を築いた」とし「韓国の先端技術は、新型コロナの拡散を抑制するのに大きく役立っていて、結果的には成長のための技術受容が新型コロナの大流行で他の国々と大きな差をつけた」と付け加えた。

また「韓国政府が7月に発表した資料によると、対外輸出実績が顕著に改善されたことが確認できる」とし「これは韓国が危機をよく管理してきたというシグナルで、特に一部の先進国の虚勢、無能と大きな比較となる。いまや各国が韓国を見習い始める時だ」と強調した。

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