文大統領に靴を投げつけた男性、今度は警察官への暴行容疑でまた拘束=韓国(提供:news1)
文大統領に靴を投げつけた男性、今度は警察官への暴行容疑でまた拘束=韓国(提供:news1)
ムン・ジェイン(文在寅)大統領に靴を投げつけた疑いで捜査を受けてきたチョン・チャンオク、ミュージカル劇団‘肯定の力’団長が15日のクァンボクチョル(光復節)のクァンファムン(光化門)集会において警察官に暴行した疑いで拘束された。

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チョン団長の拘束前に被疑者尋問(令状実質審査)を行ったチェ・チャンフン(崔彰勳)ソウル中央地裁令状専担部長判事は18日午後8時50分ごろ、「罪を犯したと疑われるような資料が提出されており、証拠を隠滅する恐れがある」として、チョン団長に対する令状を発行した。

チョン団長は15日、光復節当日に光化門広場で開かれた集会に参加し、警察官に対して暴行した疑いが持たれている。警察は当時、チョン団長が警察官に暴行した情況をつかみ、現場でチョン団長を逮捕した。

これに先立ち、チョン団長は同日午後2時30分ごろ、ソウル市ソチョ(瑞草)区のソウル中央地裁に令状実質審査を受けるために出席した際、「大統領府へと平穏に行く者を(警察が)逮捕した」と主張した。当時、チョン団長は「全く(暴力行為を)したことはない」と述べた。さらに政府が自らを「標的、ターゲットにした」とし、逮捕は政治的弾圧だと主張し、「抵抗する」と明らかにした。

2回目の令状審査の心境を尋ねると、チョン団長は「どうってことはない。大丈夫だ」と答えた。

チョン団長が出席する直前、チョン・ジヨン肯定の力事務局長は、チョン団長の息子であるチョン・ウヒョク肯定の力代表が書いた記者会見文を代読した。

15日の集会当時、「警察官が急に駆けつけてきて、歩いていたチョン・チャンオク団長を取り囲んだ」とし「ギブスをした(チョン団長の)腕を警察がつかみ、『腕がとても痛いから放してくれ』と言うと、一人の警察官が『我々に暴行しました』という言葉と同時にチョン団長を地面に押し倒した」と主張した。

チョン団長は今年7月16日の午後、第21代国会開会演説を行い、国会本館を出てきた文大統領に向かって靴を投げつけた疑い(公務執行妨害・建造物侵入)で現行犯逮捕された。その後、裁判所が拘束令状を棄却し、ソウル市ヨンドゥンポ(永登浦)警察署の留置場から釈放された際、「従北左派を追い出すために先頭に立ち、引き続き警察の捜査を受ける」として、知人が準備したスイカを靴で壊したりもした。

当時、令状審査を担当したソウル南部地裁のキム・ジンチョル部長判事は、「現在まで収集された証拠資料と事実関係を概ね認めるなど、被疑者が捜査に臨む態度と、被疑者が妻や息子のいる所に居住している点などに照らして、証拠を隠滅したり逃亡する恐れがあるとは考えにくい」として、令状棄却の理由を説明していた。

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