‘国宝級文化遺産返還のためのニューガバナンス構築戦略’ポスター(提供:news1)
‘国宝級文化遺産返還のためのニューガバナンス構築戦略’ポスター(提供:news1)
国会議員研究団体の国会文化遺産回復フォーラム(以下、回復フォーラム)は18日、議員会館で‘国宝級文化遺産返還のためのニューガバナンス構築戦略’円卓会議を開く。‘百済金銅観音菩薩立像’など、海外に搬出された国宝級文化財を返還するための会議である。

回復フォーラムは、文化遺産の回復と文化資産の価値発掘のために、11人の正会員と17人の準会員で構成され、パク・ボムゲ(朴範界)議員(民主党)、ユン・ヨンソク(尹永碩)議員(統合党)が共同代表を務めている。

当日の円卓会議では、キム・ヨン、チュンチョンナムド(忠清南道)調査団長の‘百済金銅観音菩薩立像返還推進の経過および主要懸案’、チャン・ジンソン、ソウル大学教授の‘百済金銅観音菩薩立像の返還の必要性と返還案’が発表される予定だ。

これに先立ち、チャン教授は「搬出された文化財返還方案のうち、最も良い方法は国会が積極的に乗り出すこと」と強調した。

朴議員も「回復フォーラムは国宝級文化遺産返還のために新たな道を切り開き、国民の要望に応えるために先頭に立つ」と述べた。

パク・ジョンヒョン(朴政賢)プヨ(扶余)郡長は「百済文明の起源を知らせる百済金銅観音菩薩立像は、積極的な返還過程を通じて本来あった扶余に戻るべきだ」と強調した。

百済金銅観音菩薩立像は1907年、忠清南道プヨグン(扶餘郡)ギュアムミョン(窺岩面)で出土された後、日本憲兵隊の手を経て日本に搬出されたものとされている。

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