このような事実は10日、国連安全保障理事会の北朝鮮制裁委員会の専門家パネルによる中間報告書で明らかになった。
北朝鮮の海外派遣労働者は、主にスポーツ選手、医療専門家、飲食店従業員、建築労働者などである。産経新聞が入手した中間報告書によると、これらの労働者は、新型コロナウイルスによる北朝鮮の国境閉鎖を理由に、継続して海外に滞在して、外貨を稼いでいる。
北朝鮮労働者を帰していないロシアとベトナムは「北朝鮮が、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に国境を閉鎖しているため、これらを送還できなかった」と説明した。
しかし、専門家は「安価な労働力を求める国と外貨稼ぎが切実な北朝鮮が、新型コロナウイルスを制裁回避のための口実にしている」と指摘した。
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