韓国の平澤にある在韓米軍基地(提供:news1)
韓国の平澤にある在韓米軍基地(提供:news1)
米韓合同軍事演習が「防御中心のコンピュータシュミレーション演習」として今月16日から28日まで実施される予定だと、米政府関係者の話を引用して、米国政府が運営する国営放送であるボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報道した。

この報道によると、この米政府関係者は、今回の演習で未来連合司令部に対する検証評価である“完全運用能力(FOC)”が、新型コロナウイルス感染症の影響で“除外”され、不可能になったと伝えた。

また、米国は評価チームを連れてくることができず、必要で完全なる管理と必要な資源もないだろうと説明した。

つづけて、米軍の兵力が韓国に到着して14日間 隔離されなければならないという点も大きく作用していると付け加えた。

この関係者は、評価実施のために2週間の検疫と2週間の演習期間が必要となり、そうしようとすれば全ての入国者が米国や世界の他の地域でほとんど1か月間 空白が生じると語った。

作戦統制権の移管のための検証評価は、1段階の「基本運用能力(IOC)」、2段階の「完全運用能力(FOC)」、3段階の「完全任務遂行能力(FMC)」という検証評価の順となっている。米韓は昨年 1段階の検証を終えている状態である。

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