展示会の会場で、被害者をたたえる文をしたためる尹氏=10日、ソウル(聯合ニュース)
展示会の会場で、被害者をたたえる文をしたためる尹氏=10日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の国会議員会館で10日、旧日本軍の慰安婦被害者がテーマの展示会が開幕した。14日まで。 展示会は「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」(8月14日)に合わせて、与党「共に民主党」に所属する尹美香(ユン・ミヒャン)議員、金相姫(キム・サンヒ)国会副議長、鄭春淑(チョン・チュンスク)議員など女性議員8人が共催した。 展示会の開幕行事に出席した尹氏は「被害者の声が政策と制度につながるように国会で努力する」とし、展示会のテーマになぞらえ、「平和が来る日まで座り込まずにこつこつと進む」と話した。 国会女性家族委員会の委員長を務める鄭氏は「慰安婦問題が普遍的な人権の問題にまで成長したことに対し、(尹氏が代表を務めていた)韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)に感謝する」とし、「慰安婦被害者の歴史が分かる歴史館を作らなければならない」と述べた。 8月14日は故金学順(キム・ハクスン)さんが1991年に韓国で初めて旧日本軍慰安婦としての被害を公の場で証言した日で、2018年から「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」として韓国の公式記念日になっている。
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