韓国を襲った豪雨「9日間で42人の死者・行方不明者」…今度は「台風が北上」

去る1日から9日まで韓国全土を襲った集中豪雨により、死者31人、行方不明者11人が発生した。被災者は3852世帯、6541人となっている。

また道路と橋梁は4348か所と河川561か所、貯水池・排水路221か所、山崩れ718か所などの公共施設7546か所と、住宅4148か所、ビニールハウス346か所などの私有施設6545か所など、計1万4091件の施設物が被害を受けた。農耕地は2万5113ヘクタールが浸水した。

韓国中央災難対策本部によると、去る1日から9日午後10時30分まで、韓国に降った集中豪雨により、計30人が亡くなり、行方不明者は12人、負傷者は8人発生している。

このうち去る7日から9日の3日間 クァンジュ（光州）・チョルラナムド（全羅南道）地域などの南部地方を中心に降った豪雨により、死者13人、行方不明者2人が発生した。

韓国気象庁は、台風5号の北上により、明日の11日まで韓国中部地方に最大500ミリの雨が降るものと予報している。