毎日・朝日新聞によると、第75周年 広島原爆の日の前日であるこの日、広島平和記念公園内の“韓国人原爆犠牲者の慰霊碑”前で開かれた慰霊祭には、韓国人被爆者と在日韓国人など100人あまりが参席した。
広島で韓国人の原爆犠牲者の慰霊祭が開かれたのは、今年で51回目である。
今回の慰霊祭では、ここ1年で亡くなった被爆者13人を含めた計2773人の死者の名簿が奉納された。
昨年までは、この慰霊祭には300人ほどが参加していたが、今年は「新型コロナウイルス感染症の予防のために、参加数を例年の3分の1程度に減らすなど、規模を縮小した」と現地メディアは伝えた。
広島の原爆投下当時、被爆した韓国人は約7万人にのぼり、そのうち約3万人が現場で亡くなったものと推定されている。
韓国人犠牲者の慰霊碑は、去る1970年に公園の向かいの川岸に設置されていたが、1999年に公園内に移された。
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