黄斑変性患者、新型コロナの症状は重度？…補体の活性化と関連

米国コロンビア大学の研究者が、免疫物質である補体(Complement)の活性化によって黄斑変性を患っている新型コロナウイルス感染症の患者は、一般の新型コロナウイルス感染症の患者に比べて症状がひどいだけでなく、死亡率も高いという研究結果を公開した。新型コロナウイルスが、補体のタンパク質の活性化に影響を与えて、過剰免疫反応を引き起こす可能性があるというものである。

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コロンビア大学は3日(現地時間)、補体が新型コロナウイルス感染症の重症度に影響を与える可能性があり、過剰補体によって黄斑変性を有する人々は、新型コロナウイルスに感染した場合、深刻な合併症を引き起こし、死亡リスクが高くなることを発見したと明らかにした。

この研究は同日、海外学術誌「ネイチャー・メディシン(Nature Medicine)」に掲載された。