産経新聞によると、河野防衛相はこの日の記者会見で“安全保障政策の再検討について、中国と韓国などの理解をどのように得ていくのか”という取材陣の質問に、先のような反応をみせた。
河野防衛相は「中国がミサイルを増強している時、そのような了解があるか。わが領土を防御するのになぜ韓国の了解が必要なのか」と反問し「防衛白書やそれ以外のものでも、はっきり説明してきた」と語った。
菅義偉官房長官はこの日の定例記者会見で「現行憲法の範囲内で専守防衛という考えのもと、自民党の提言をはじめとして与党の議論を確実に受け入れながら、政府内でも議論していきたい」と語った。
先日 自民党の政調審議会は、「抑止力向上のために相手の領域内でも攻撃を阻止する」という党のミサイル防衛検討チームの提言を受け入れ、これをこの日の午後、政府に提出したとNHKは伝えた。
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