1日当たりの新規感染者数は3日連続で30人台だったが、この日は20人台に減少した。内訳は市中感染が3人で海外からの入国者が20人。
市中感染の3人は全員が首都圏で確認され、5月8日(1人)以来87日ぶりに最も少なくなった。先月20日に一時的に4人まで減少したが、首都圏各地で感染が相次いで10~30人前後が続き、今月に入り3日連続で1桁台を記録している。
市中感染が大幅に減少したのは、感染者自体の減少に加えて休日の検査件数が減った影響もあるとみられる。
減少傾向にある市中感染とは異なり、海外からの入国者の感染は高止まりが続いており、6月26日から39日連続で2桁台となっている。
この日感染が確認された海外からの入国者20人のうち、14人は空港や港の検疫で感染が判明し、残りの6人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。国籍別では韓国人が14人、外国人が6人。バングラデシュとロシアからの入国者がそれぞれ4人、フィリピン、日本、米国、アルジェリアからの入国者がそれぞれ2人、インド、イラク、カザフスタン、メキシコからの入国者が1人ずつだった。
死者は前日と変わらず、計301人。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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