韓国の保守系野党“未来統合党”の議員たちが国会で開かれた議員総会に集まり、与党に抗議をしている(提供:news1)
韓国の保守系野党“未来統合党”の議員たちが国会で開かれた議員総会に集まり、与党に抗議をしている(提供:news1)
韓国のソウル地域で、保守系野党“未来統合党”の政党支持率が43週間ぶりに与党“共に民主党”を上回った。最近故パク・ウォンスン(朴元淳)前ソウル市長によるセクハラ疑惑と不動産市場の混乱、与党勢発の行政首都移転などの問題が次々と起こっていることが影響しているとみられる。

韓国世論調査の専門機関“リアルメーター”は、去る27日から29日までの間、韓国内の18歳以上の有権者1511人を対象に実施した“2020年7月5週目の中間暫定集計”の結果、与党“民主党”は先週対比で0.4%上昇の37.9%、野党“統合党”は0.9%上昇の32.6%を記録した。

しかしソウル地域の政党支持率は、統合党が40.8%で、民主党(31.4%)より9.4%上回った。これは“チョ・グク前法相”事態の中の昨年10月2週目の調査結果以降、43週間ぶりのことである。

野党“統合党”は先の国会議員総選挙でソウル全体の49議席のうち、8議席しか獲得できなかった。しかしその後に起こった“与党”所属の故パク市長のセクハラ疑惑や、イ・ヘチャン(李海チャン)“与党”代表の「ソウルは下品な都市」発言などが影響しているものとみられる。

このような世論調査の結果に関して、与党“民主党”の報道官は記者たちに「民心を謙虚に見つめなければならない」とし「今 最も熱く扱われる様々な政策に対して、一貫性のある政策方向をもって、国民たちに一層きちんと説明していく」と語った。

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