国家人権委員会の常任委員会の様子=30日、ソウル(聯合ニュース)
国家人権委員会の常任委員会の様子=30日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の国家人権委員会は30日に常任委員会を開き、ソウル市長だった故朴元淳(パク・ウォンスン)氏のセクハラ疑惑を職権で調査することを決定した。朴氏によるセクハラなどの行為やソウル市関係者の被害黙認、ほう助に関して調査するとしている。 朴氏を巡っては、元秘書の女性が今月8日、セクハラの疑いで警察に告訴状を提出。朴氏は9日に行方不明となり、10日未明、山中で遺体で見つかった。市長公邸に「全ての方々に申し訳ない」などと記した遺書を残していた。 女性側の代理人は今月28日、朴氏によるセクハラ、わいせつ疑惑やソウル市関係者のほう助疑惑、告訴の事実が漏れた経緯などを解明するよう求める職権調査要請書を人権委に提出していた。
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