SKハイニックスのロゴ(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
SKハイニックスのロゴ(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】韓国の半導体大手SKハイニックスが23日発表した4~6月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は1兆9467億ウォン(約1740億円)で前年同期に比べ205.3%増加した。市場の予想(1兆8041億ウォン)を上回った。売上高は前年同期比33.4%増の8兆6065億ウォン。 SKハイニックスは、新型コロナウイルスの感染拡大で経営環境が不確実な中でもサーバー向けの半導体メモリーの需要と価格が堅調で、主力製品の歩留まり向上などによりコスト削減も進んだと説明した。 半導体メモリーのDRAMはモバイル用の需要が振るわなかった半面、サーバー用とグラフィックス用の販売が伸びた。NAND型フラッシュメモリーは、価格が比較的好調な記憶装置SSDの需要に積極的に対応したところ、SSD向けの割合が初めて50%に迫った。 下半期の経営環境については、新型コロナと主要国の貿易摩擦のために依然として不確実性が存在するとの見方を示した。ただ、次世代通信規格5G対応のスマートフォンやコンソールゲームなどでは需要の改善が見込まれるとした。 同社は品質の競争力を武器に、収益性重視の経営を行う考えだ。
Copyright 2020YONHAPNEWS. All rights reserved. 40