東京五輪組織委員会は、新型コロナの流行を理由に、来年の大会開催が不可能となる可能性があると伝えた(提供:news1)
東京五輪組織委員会は、新型コロナの流行を理由に、来年の大会開催が不可能となる可能性があると伝えた(提供:news1)
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は、新型コロナウイルス感染症の流行を理由に、来年の大会開催が不可能となる可能性があると伝えた。

森喜朗 組織委員長は、今日(22日)報道されたNHKとのインタビューで、東京オリンピックの来年開催について「世界人たちが日本に来て、安全で安心できる大会ができるという確信を得れるかが最大の問題だ」とし「新型コロナウイルス感染症が収拾されるか、具体的なワクチンや薬が開発されるかが(大会開催について判断する)第1ポイントとなるだろう」と語った。

東京都では21日に237人の新規感染者が報告され、全世界では一日に20万人の感染者が発生している状況である。

このことについて“もし今のような新型コロナの状況がつづいても大会開催は可能か”という質問に森委員長は「決定の権限は国際オリンピック委員会(IOC)にある。そのような仮定に対する質問に我々が答えれば事が大きくなる」としながらも「今のような状況がつづけば(開催は)できない」と答えた。大会組織委員会など日本側の関係者が公の場で、来年の“オリンピック中止”の可能性について言及したのは、今回が初めてである。

森委員長は「東京オリンピックができるかできないかは、人類がコロナウイルスに勝てるか勝てないか」という問題であり、「日本政府、東京都などと連携して、対策を検討していく」と付け加えた。

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