4月末、ベトナムへの入国が認められ、現地の空港で検疫手続きを受ける韓国企業関係者(在ベトナム韓国大使館提供)=(聯合ニュース)
4月末、ベトナムへの入国が認められ、現地の空港で検疫手続きを受ける韓国企業関係者(在ベトナム韓国大使館提供)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルス感染拡大を受けて世界各国が入国制限を続ける中、韓国のビジネス関係者がベトナムと中国からそれぞれ特別入国を認められたことが21日、分かった。チャーター機を利用して22日にベトナム、23日に中国へ向かう。

 韓国産業通商資源部と大韓商工会議所によると、22日に韓国の中小・中堅企業220社をはじめとする計241社の571人がベトナムに出発する。特別入国は8月まで続き、合計1646社の企業関係者、駐在員の家族など3953人がベトナムに入国する予定。

 ベトナムはこれまでにもビジネス関係者の入国を認めたことがあったが、今回は新型コロナ感染拡大後、単一国への入国数としては最多となる。

 また、23日には韓国の中小・中堅企業を中心に57社の159人が中国の広東省に出発する。大企業関係者はこれまでもチャーター機を利用して中国に入国していたが、今回初めて中小・中堅企業関係者の入国が認められた。

 入国者は現地到着後、2週間の隔離措置を経て事業現場に移動する予定だ。

 ベトナムと中国への特別入国は、韓国の産業通商資源部と外交部、現地の韓国大使館・総領事館、大韓商工会議所や韓国貿易協会、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)などの機関が協力してこぎつけることができた。


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