韓国外交部(外務省に相当)が米国のポンペオ国務長官が米朝間の疎通を言及したことと関連し「北朝鮮と対話、交渉だけが唯一の方法」という既存の立場を反論した。

 外交部のキム・インチョル報道官は16日、定例ブリーフィングで米韓間の米朝首脳会談推進と関連して、疎通している内容があるのかという質問に対し「先週、ビーガン米国務副長官兼対北特別代表が訪韓した際に申し上げた事項がある」とし、「われわれとしては、北朝鮮と対話、交渉だけが唯一の方法であり、速やかな対話再開のための戦略を尽くしている」と述べた。

 続けて「ビーガン代表はバランスの取れた合意を果たすため柔軟な立場を持ち、引き続き努力していくと述べたと説明した」と付け加えた。

 ポンペオ長官は15日(現地時間)、米国ニューヨーク所在エコノミック・クラブとのテレビインタビューで「公開的に知られたものより、(北朝鮮と)より多くの議論が行われる」とし「近いうちに高位級会談をおこなうことを希望し、交渉を進展させることができるものと期待している」と述べた。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 2