キウム・ヒーローズの新外国人打者アディソン・ラッセルが韓国生活に適応するために集中している。(提供:OSEN)
キウム・ヒーローズの新外国人打者アディソン・ラッセルが韓国生活に適応するために集中している。(提供:OSEN)
キウム・ヒーローズの新外国人打者アディソン・ラッセルが韓国生活に適応するために集中している。

 ラセルは16日、ソウル高尺スカイドームで開かれるNCダイノスとのホーム戦前のテレビインタビューで「時差適応を最優先に日程を合わせている。朝8時に起床して米国にいる家族と会話をし、午前にウエートトレーニング、午後に技術トレーニングをしながら日課を送っている」と語った。

 昨シーズンまでシカゴ・カブスで活躍したラッセルはメジャー通算615試合、打率2割4分2厘(1987打数480安打)、60本塁打253打点OPS 0.704を記録した。2016年にはナショナルリーグオールスターに選ばれ、カブスの108年ぶりのワールドシリーズ優勝を共にした。

 しかし、昨シーズンが終わり、カブスと再契約に失敗したラッセルは以後、新しいチームを見つけることができず、キウムと53万ドル(約5700万円)の契約を結んでKBOリーグに進出した。

 ラッセルは「昨シーズンが終わり、カブスから再契約オファーを受けられなかった。他のチームを探していたところ、新型コロナウイルス感染症の事態が起きて、チームを探すのが困難になった。米国で新型コロナウイルスが深刻な状態だったため、韓国を調べてみようとエージェントと話した」と述べ、韓国に来た経緯を明らかにした。

 続けて「私はまだ26歳で、良い技量を備えているという自信がある。自分が持っているスキルを野球で見せたい」と自信を見せた。

 技量においては疑問の余地がないラッセルだが、真っ先に韓国生活に適応することが重要だ。ソン・ヒョク監督は「ラッセルが成功するためには、韓国生活に適応することが重要だ。多くの韓国料理を食べながら積極的に努力していると聞いてよかったと思う」と強調した。

 ラッセルは一番好きな料理を問う質問に「今まで食べた料理の中ではキムチチャーハンが一番おいしい。コチュジャンが好きだ。今日は初伏(日本でいう土用の丑の日)だと聞いたので、夕食にはサムゲタンを食べる予定だ」と答えた。嫌いな食べ物は「ニンニクは嫌いだ」と言って笑った。

 また「キウムの試合を見るのが楽しい。キウムは若くて才能あるチームだと思う」と述べたラッセルは「今までやってきたように良いプレーを見せたい。チームが勝つのに必要な役割を果たすのが私の役目だ」と今シーズン、キウムでの活躍を誓った。



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