首都圏と南西部・光州の訪問販売会社を中心とする集団感染の余波が続くなか、海外からの入国後に感染が確認される事例が連日増加し、防疫当局は警戒を強めている。
1日当たりの新規感染者は、今月に入って40~60人台で推移。11日は35人まで減少したものの、前日(44人)を大きく上回り、8日(63人)以来となる60人台の増加となった。
感染経路をみると、海外からの流入が43人で市中感染(19人)の2倍を超え、3月25日(51人)以来約3か月半ぶりに最多となった。
海外からの入国者のうち18人が入国時の検疫で感染が確認され、残りの25人は入国後の自主隔離中に感染が判明した。
4月中旬以降、海外からの流入は10人未満にとどまるなど安定的に推移していたが、世界各地で新型コロナウイルス感染症が再流行しており、先月26日から18日連続で2桁台の増加が続いている。
一方、市中感染は首都圏が13人(ソウル市10人、京畿道3人)、光州市が6人だった。
死者は前日から変わらず、計289人。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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