国会議員会館で聯合ニュースのインタビューに応じる李氏=9日、ソウル(聯合ニュース)
国会議員会館で聯合ニュースのインタビューに応じる李氏=9日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の与党「共に民主党」の代表選に出馬する意向を表明した李洛淵(イ・ナギョン)前首相(67)は9日までに聯合ニュースのインタビューに対し、「党代表になれば、政権の獲得は頭から消し、(新型コロナウイルスの影響による)国難の克服だけに集中する」と強調した。 李氏は2022年の次期大統領選の有力候補と目されていることについて、「首相時代、災害、感染症に安定的に対処したことが期待感を生んだのではないか」として、「謙遜に臨みたい」と述べた。 党代表に就任した場合に取り組むべき優先課題としては、「経済・社会関連立法が急がれ、同時に推進しなければならない」と強調した。 党の主流派である親文在寅(ムン・ジェイン)派の支持取り付けに関しては「特に意識していない」と述べた。 李氏は次期大統領選への出馬が予想される政治家の支持率調査で1年以上トップを走っている。ただ、4月の総選挙後に40%を上回った支持率は最近、約30%に下落した。これについて「文政権と同一視される傾向があり、国民のいろいろな失望感が反映された可能性がある」として、「民意は常に流れるもので、その都度重要に受け止めている」と述べた。
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