ジョン・ボルトン前米国大統領補佐官は、韓国で米軍が撤収する可能性は「日本より高い」と主張した。

ボルトン前補佐官は今日(8日)報道された産経新聞とのインタビューで、ドナルド・トランプ米国大統領がこの間 韓国・日本など同盟国を相手に、米軍駐屯による防衛費分担金の増額への圧力を加えてきたことについて「トランプ氏は従来の米大統領とは違って、本当に米軍を撤収させるリスクがある。(米国側による)経費負担の増額要求をもっと真剣に受け止めるべきだ」と語った。

ボルトン前補佐官の回顧録によると、トランプ大統領は日本の防衛費分担金を現水準の約4倍である年80億ドル規模に増額しなければならないという考えをもっている。

また米政府は韓国とも昨年9月に防衛費交渉を始めながら、初期には現水準の約5倍である最大50億ドルを要求したことがわかり、物議を醸していた。

これについてボルトン前補佐官は今回のインタビューで「トランプ氏の外交手法は、目先の“損得”や“取引”に根ざしている」とし「同盟は長期的にみて両国の利益となるべきだ。同盟の価値を金銭の問題に矮小化すると、両国間の信頼関係が損なわれる」と指摘した。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 96