6月4日の上海・虹橋空港の様子=(ロイター=聯合ニュース)
6月4日の上海・虹橋空港の様子=(ロイター=聯合ニュース)
【北京聯合ニュース】中国における新型コロナウイルスが収束傾向にあることから、韓国の航空会社が中国線の定期便の拡大を推進している。外交消息筋が6日までに明らかにした。 中国当局は新型コロナウイルス感染拡大を受け、3月末から海外の航空会社については1社につき1路線、週1往復のみ、中国便の運航を認めていたが、先月4日からは週2往復まで認めるよう方針を変更した 現在、韓国航空会社のうち、大韓航空、アシアナ航空、チェジュ航空の3社が週に1往復、中国線を運航している。 外交消息筋は「韓国航空会社のうち条件を満たした航空会社が路線拡大を推進中」とし、「定期便の拡大のためには該当の地方政府の防疫確認証が必要だが、地方政府が慎重な態度を見せている」と話した。 また、北京については、中国当局が北京到着前にいったん周辺都市の空港に着陸させ検疫する措置を取っており、航空会社の負担が大きいため路線拡大が容易ではないと説明した。 別の外交消息筋によると、韓国のほか、ドイツやフランスも中国路線の拡大を推進しているという。 同当局者は「(入国制限以降)これまでに、中国への入国者数は韓国が約4000人で最も多く、ドイツが約700人で次に多い」と説明した。
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