外交部に入る李氏=3日、ソウル(聯合ニュース)
外交部に入る李氏=3日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】対北朝鮮政策を議論するため、先月中旬に訪米した韓国外交部の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長が3日、新型コロナウイルスの水際対策による2週間の自宅隔離を終えて出勤し、ケイ海明・駐韓中国大使、クリクロシア大使とそれぞれ会談した。 ケイ氏は会談前、記者団に「(李氏と)朝鮮半島情勢を議論する」と述べた。 その後に外交部を訪れたクリク氏は「朝鮮半島問題などを議論する」として、「この地域の安保懸案はわれわれにとっても非常に重要だ」と語った。 北朝鮮担当特別代表を兼ねるビーガン米国務副長官が7日に訪韓するとされ、李氏はケイ氏とクリク氏に対し、朝鮮半島情勢について意見交換し、非核化を巡る米朝対話の再開に向けた協力を要請したとみられる。 李氏は北朝鮮が韓国への攻勢を強め、南北関係が急速に悪化していた先月17日にワシントンを訪問し、ビーガン氏らと会談した。北朝鮮の新たな挑発を防ぐための連携や、北朝鮮を巡る問題を調整する韓米の作業部会(ワーキンググループ)の運用などについて議論したとされる。
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