海外からの流入事例も連日2桁台の増加傾向を示し、防疫当局を悩ませる。
新規感染者数は土日の2日間で計113人を記録し、4月4、5両日(計175人)以来の増加幅を示したが、この日は再び40人台前半に減少した。
新たに感染が確認された42人のうち、市中感染は30人、海外からの流入が12人だった。
市中感染の30人のうちソウル市で6人、京畿道で14人、仁川市で1人の21人が首都圏で確認され、光州市で3人、大邱市・大田市でそれぞれ2人、釜山・全羅北道でそれぞれ1人の感染が判明した。
ソウル市と京畿道の両地域に新規感染者が集中したのは、ソウル市と京畿道安養市、水原市の教会での集団感染の影響が大きいものとみられる。
非首都圏では、光州市・全羅南道と大田市で感染が拡大する様相を見せている。
光州市と全羅南道では28日に5人の感染が新たに確認され、27、28日の2日間で計12人が陽性と判定された。
海外からの入国者の新規感染12人のうち5人は入国時の検疫で感染が確認された。残りの7人は入国後の自主隔離中に感染が判明した。
市中感染と海外からの流入事例を合わせると首都圏で計24人となる。また、首都圏を含む全国11市・道で新規感染者が発生した。
海外からの流入事例が2桁台を記録したのは、今月に入って12回目となる。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
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