2番ホールでティーショットを放つユ・ソヨン(提供:WoW!Korea)
2番ホールでティーショットを放つユ・ソヨン(提供:WoW!Korea)
大韓ゴルフ協会が主催する韓国唯一のナショナルタイトルをかけて、日本ツアーで活躍中のイ・ボミ、アン・ソンジュ、イ・ミニョン、ペ・ソンウや米国ツアーで活躍中のコ・ジンヨン、キム・セヨン、キム・ヒョージュ、ユ・ソヨンイ・ジョンウン6などを含めた計144人が熾烈な争いを繰り広げ、ユ・ソヨンが優勝賞金2億5000万ウォン(約2200万円)を手にした。

ユ・ソヨン の最新ニュースまとめ

 インチョン(仁川)広域市のベアーズベストチョンナゴルフクラブにて開催された「第34回韓国女子オープンゴルフ選手権大会」は、韓国ツアーのなかでも一番の長さ(6929ヤード)と最高の難易度のコースで、唯一のナショナルタイトル大会として最高の権威を誇る。

 2Rと3Rでトップに立ったユ・ソヨンは、最終ラウンド18番ホールでバンカーに入ってしまったが、キム・ヒョージュの粘り強い追撃を逃げ切ってタイトルを手にした。1Rを2位で終えたイ・ミニョンは、ペ・ソンウと共に14位で終え、イ・ボミは33位タイで終えた。

 ユ・ソヨンは、2009年に中国女子オープン、2011年にUS女子オープン、2014年にはカナダ女子オープン、2018年に日本女子オープンを制してきて、ことしついに韓国でのナショナルタイトルを獲得できた。

 残る全英女子オープンでの優勝が目標だと語ったユ・ソヨンは、今大会の優勝はコロナ禍にも関わらず大会を開催してもらっていただいた“ボーナス優勝”だと思うとし、協会や会場となったゴルフクラブ、大会関係者に感謝した。また優勝賞金は新型コロナウイルスに関連する団体に寄付すると明かした。

 コメント最後にはコロナ禍で全ての人が力を合わせて打ち克ち、今も最善を尽くして頑張っている医療陣や関係者にエールを送った。

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