「天舞」の射撃訓練(資料写真)=(聯合ニュース)
「天舞」の射撃訓練(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国軍が、気象悪化を理由に延期していた陸・海・空軍による合同海上射撃訓練を11日に東部の慶尚北道・蔚珍の海岸で実施する。軍消息筋が伝えた。 軍は当初、先月19日に同じ場所で海上射撃訓練を実施予定だったが、気象悪化で先送りした。一部では北朝鮮の反発を意識した延期だったとの見方も出たが、この日は訓練予定海域に波浪注意報が発令されるなど、実際に訓練に適さない気象だったことが確認された。 今回の訓練は、延期された訓練と同様の規模で実施される見通しだ。新型多連装ロケットシステム(MLRS)「天舞」で海上の標的艦を射撃する訓練などが行われる。 韓国軍は南北軍事境界線から40キロ以内の地域での砲射撃を禁じた2018年9月の南北軍事合意を順守し、慶尚北道で訓練を実施する。軍事合意に基づき、北朝鮮に近い北東部の江原道・高城の射撃場での射撃訓練は見合わせている。
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