崔賢洙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
崔賢洙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)の妹、金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が4日、韓国の北朝鮮脱出住民(脱北者)団体が北朝鮮に向けて飛ばしている体制非難のビラを問題視する談話を発表し、韓国が措置を取らなければ南北の敵対行為中止をうたった2018年9月の軍事合意破棄もあり得ると警告したことに対し、韓国国防部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官は同日の定例会見で、「軍事合意が守られなければならないとの立場に変わりない」と述べた。与正氏の談話に対する具体的な評価は避けた。

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 同部は、民間団体の北朝鮮へのビラ散布問題に軍として言及することは適切でないとしながらも、「民間団体のビラ散布は(南北)境界地域の緊張を高め、境界地域の国民の生命と財産に危険を招く行為であり、中止されるべきだ」と指摘した。


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