「トランプは米韓防衛費交渉を早期妥結し、北朝鮮に集中せねば」＝米国メディア

厳重な北核問題の解決のためにドナルド・トランプ米国行政府は、韓国と防衛費分担特別協定（SMA）をすみやかに締結すべきだという寄稿文が、米国の有力保守メディアに1日（現地時間）掲載された。

米国の下院議員と米国のシンクタンク“戦略国際問題研究所（CSIS）のビクター・チャ 韓国部長はこの日、ワシントンポストの寄稿文で「分担金交渉によって米国と韓国が北朝鮮の脅威に集中できないでいる」と指摘した。

彼らは新型コロナウイルス感染症の拡散による北朝鮮内の保健危機の可能性などをあげ、このような状況で「米韓は（防衛費分担という）些細な問題に完全に埋没している」と強調した。

また「現在の協議は、同盟国が400%以上支払うことを望んでいる米国大統領によって牛耳られている」と批判しながら、協議の失敗によって「（韓国内の）米軍基地で働いている数千人の労働者たちが無給休職に入っている状態だ」と指摘した。