2019年11月、ソウル中央地裁で行われた令状審査に出席した番組プロデューサーのアン・ジュンヨン被告=(聯合ニュース)
2019年11月、ソウル中央地裁で行われた令状審査に出席した番組プロデューサーのアン・ジュンヨン被告=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル中央地裁は29日、音楽専門チャンネルMnetが放送したアイドルオーディション番組「プロデュースX(エックス)101」で、視聴者投票結果を不正に操作したとして詐欺罪などに問われたプロデューサー2人に実刑判決を言い渡した。  同地裁は番組プロデューサーのアン・ジュンヨン被告に懲役2年と追徴金約3700万ウォン(約320万円)を、ともに起訴されたチーフプロデューサーのキム・ヨンボム被告に懲役1年8カ月の判決を言い渡した。特定のデビュー候補者に利益に与えたことが詐欺に当たると判断した。 判決などによると、2人は「プロデュースX101」シーズン1~4で、視聴者投票の結果に手を加えることで特定のデビュー候補者に利益に与えた。昨年7月、「プロデュースX101」の視聴者投票によりデビューメンバーを選ぶ最終回の放送で大方の予想に反して有力候補が脱落し、意外な候補がメンバーに入ったことをきっかけに疑惑が持ち上がり、警察による捜査が始まった。
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