2月下旬、休館しているソウルの国立中央博物館の警備に立つ管理人(資料写真)=(聯合ニュース)
2月下旬、休館しているソウルの国立中央博物館の警備に立つ管理人(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)を中心に新型コロナウイルス感染が再拡大していることを受け、同地域の国立文化芸術施設が再び2週間の休館に入る。

 文化体育観光部は29日、中央災難(災害)安全対策本部による首都圏の公共施設の運営中止決定に基づき、首都圏にある国立中央博物館、国立民俗博物館、国立現代美術館、国立中央図書館など同部所属の博物館・美術館・図書館9か所を休館とすることを発表した。国立中央劇場、国立国楽院などの国立公演施設4か所も休館し、国立劇団など国立芸術団体7団体は休演する。

 休館・休演期間はいずれも29日午後6時から6月14日まで。再開については首都圏での感染状況を見ながら対策本部と協議して決める方針だ。

 文化体育観光部は新型コロナ感染の急拡大を受けて2月に国立文化芸術施設を休館とし、今月6日から再開館していた。


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