金氏はこの日出演したラジオ番組で、「国家人権委員会、行政安全部、女性家族部、外交部、国税庁など関連監督機関が正義連の会計と事業を調べている」とし、「その結果が出た後に立場を決めても遅くない」との考えを示した。
関連機関の調査結果が出る時期については「長くはかからないと聞いた」と説明した。
このほか、金氏は政治資金法違反罪で2年間服役し、満期出所した韓明淑(ハン・ミョンスク)元首相について、違法な政治資金を受け取ったとされる事件の再捜査を求めた。
金氏は、事件に関する捜査が2010年の地方選挙を前に始まった点に言及し、韓氏はソウル市長の有力候補だったと指摘。「事件の出発点に政治的意図がなかったか注目している」と述べた。
また、朴槿恵(パク・クネ)政権での司法行政権乱用事件に関連して公開された裁判文書に、当時の保守系与党「セヌリ党」が「韓氏の事件の迅速な処理を要請する」とした内容が含まれていた点、韓氏に違法な政治資金を渡したとされる建設会社社長のハン・マンホ氏(故人)の備忘録が公開されたことなど、「疑わしい状況が多い」と述べた。
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