中国で偽粉ミルクを飲んだ赤ちゃんの頭蓋骨が「大きな頭の人形」のように大きくなる副作用が相次ぐ中、偽粉ミルクを薦めた医師が業者から金銭を受け取った事実が明らかになった。

14日、中国メディア中華網によると、頭蓋骨が奇形的に大きくなる「偽粉ミルク」を薦めた医師が、粉ミルク1本を薦めて販売する度に、ベビー用品業者から150元から200元(約2300円から3000円)を受け取ったことが確認された。その医師は「1年の停職」処分を受けた。

問題の粉ミルクは「プレミアム特殊粉ミルク」として変容を遂げ、1本300元(約4500円)で販売されていた。

被害を受けた赤ちゃんは、医師が薦めた偽粉ミルクを飲んで頭蓋骨が奇形的に大きくなったり、栄養不足のためくる病を患うなどの副作用が出ている。

事件が発生した中国湖南省永興県調査当局は「医師が勤務していた病院に確認した結果、1年の停職処分を受けた」と明らかにした。

また、市当局は病院と粉ミルク業者に「退一賠三」(購入代金を返して3倍を弁償する)原則に基づき、被害を受けた赤ちゃんに賠償するよう通知した。
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