大韓テコンドー協会、“飲酒騒動”代表選手団の懲戒手続きへ(提供:news1)
大韓テコンドー協会、“飲酒騒動”代表選手団の懲戒手続きへ(提供:news1)
大韓テコンドー協会が最近、飲酒騒動・選手村の無断離脱などで議論を呼んだ一部国家代表選手に対して懲戒手続きに入る。

 テコンドー協会は11日、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)問題で国が苦境に立たされている状況で、代表選手が一連の飲酒行為で物議をかもし、国民に失望を与えてしまい大変申し訳なく思っている。再発防止のために最善を尽くす」と明らかにした。

 続けて「文化体育観光部及び大韓体育会議の合同監査結果に基づき、22日を前後に『スポーツ公正委員会』を通じて、関係者を厳重に措置する予定だ」と付け加えた。

 今年3月、東京五輪の韓国代表選手を含む3人は、鎮川選手村から外出。食堂で食事や飲酒をし、選手村に戻って騒ぎを起こしたという。

 当時、鎮川選手村は新型コロナウイルスの影響により選手らの外出、外泊が全面統制されたが、彼らは治療を目的に外出を許可された。しかし治療後、外で酒を飲んで帰理、騒ぎを起こした。

 このような事実が発覚したが、大韓体育会は単なる警告処分のみを下した。テコンドー協会も別に懲戒を下していない。今月6日になって、選手と代表指導者を呼び出し、今後類似の事例が発生した場合、厳しく規定を適用するとして、再発防止と代表チーム規則の再確立を誓う誓約書を受け取るのにとどまった。

 今回問題となった3人のうち1人は、2年前に飲酒取り締まりにかかった選手であることが確認された。当時、免許取り消し水準の泥酔状態だったが、テコンドー協会は出場停止30日という懲戒にとどまり、論議があった。


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