中国外務省はWHOの“新型コロナ起源調査”に協力するとの意向を明らかにした(提供:news1)
中国外務省はWHOの“新型コロナ起源調査”に協力するとの意向を明らかにした(提供:news1)
中国外務省は米国が根拠なく“ウイルス武漢研究所発源説”を主張していると批判しつづけている中、世界保健機構(WHO)の調査に協力するとの意を明らかにした。

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7日APF・ロイター通信などによると、華春瑩 中国外務省報道官は定例会見で「科学者と専門家も結論を出せていないのにマイク・ポンペオ米国国務長官はウイルスが武漢研究所の実験室から発生したという結論を性急に下している」と反発した。

華報道官は「武漢の実験室は政府協力プログラムとして設計、建設から管理にいたるまで国際基準に厳格に従っている」とし「各国と交流協力をつづけ研究情報を共有していて、昨年だけでも世界各地から70人あまりが訪れていた」と語った。

また、英国のシンクタンク“ヘンリー・ジャクソン協会”のアジア研究センターが武漢研究所から致命的な新型コロナウイルスを扱っている映像を発見したという報道について「記事に言及されたヘンリー・ジャクソン協会は極端な反中勢力の声を代弁している」と一蹴した。

つづけて「本来ウイルスは科学的問題である」とし「科学者と専門家が充分な論証を土台として判断する必要がある」としWHOのウイルス起源調査に協力することを明らかにした。

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