消防当局は消火活動後の29日午後から30日午前にかけて、地下2階、地上4階建ての建物内を何度も捜索し、38人の遺体を収容した。火元とみられる地下2階で18人、残りの5フロアでそれぞれ4人が見つかった。
警察はこのうち29人の身元を指紋から特定。指紋を確認できない残り9人についてはDNA鑑定で身元を特定する方針だ。
捜索作業が終わったことから、警察と消防、国立科学捜査研究院は現場検証を開始した。
火災は29日午後1時半ごろに発生した。地下2階での貨物用エレベーターの設置作業と、この付近で断熱材のウレタンフォームを吹き付ける作業の途中に出火したとみられる。火は約5時間後に消し止められた。
物流倉庫の工事現場で起きた火災は多くの犠牲者を出した=(聯合ニュース)[
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