韓国物流倉庫で火災、身元確認のため家族が夜通し待機(画像:news1)
韓国物流倉庫で火災、身元確認のため家族が夜通し待機(画像:news1)
去る29日午後1時半ごろ、韓国のキョンギド(京畿道)イチョンシ(利川市)所在の物流倉庫の工事現場で、爆発を伴う火災が発生。家族による身元確認は、明け方まで続いた。

 最初の発表は、火災発生から10時間後の午後11時30分ごろに行われた。利川市側は「死者38人のうち、15人の身元が確認された」としリストを公開。火災が発生した物流倉庫前にある体育館で犠牲者の身元確認を待つ家族らへ初めてリストが公開された瞬間だった。

 死亡の知らせに接した遺族らはしばらく泣き崩れ、遺体安置所へと向かった。一方で、生死確認がとれない家族らは次の発表まで待つしかなかった。

 30日午前0時50分ごろには10人の死亡が追加で発表された。遺族らは嗚咽し、遺体安置所へと急いだ。

 その後も死亡者の身元確認が続き、午前7時の時点で死者38人のうち29人の身元が確認された。

 なお、確認がとれていない9人のうち、8人は指紋を採取するのが難しくDNA調査が必要で、確認に時間を要するとみられる。


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