2018年9月14日、開城で開かれた南北共同連絡事務所の開所式=(聯合ニュース)
2018年9月14日、開城で開かれた南北共同連絡事務所の開所式=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の政府当局者は28日、記者団に対し、新型コロナウイルスの感染防止のため一時的に閉鎖した南北共同連絡事務所の再開問題について、「(事務所を)開城からソウルに移した際、『新型コロナ問題が完全に解決されるまで』との条件があった」として、「新型コロナの解決局面で事務所を(再び)開城に移す問題が自然に協議されると思う」と述べた。 現在は午前と午後、ソウルと平壌を結ぶ直通電話で通話を行っているという。 韓国と北朝鮮は1月30日、新型コロナウイルスの感染リスクが解消するまで連絡事務所を閉鎖することを決めた。同日、開城に常駐していた韓国側関係者58人全員が韓国に戻った。 同当局者は南北の防疫協力に関しては「民間レベルで防疫協力は進められており、当局間の防疫協力については北側の肯定的な呼応があることを期待する」と述べた。
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