韓国の50代の会社員世帯が保有する資産が不動産に偏っている(コラージュ)=(聯合ニュース)
韓国の50代の会社員世帯が保有する資産が不動産に偏っている(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の50代の会社員世帯が保有する資産が不動産に偏っており、老後の生活費を確保するのが難しいとの調査結果が出た。 韓国民間シンクタンクの未来アセット引退研究所が50代の会社員1960人を対象に行った調査によると、平均家計資産6億6078万ウォン(約5760万円)のうち72.1%に当たる4億7609万ウォンが不動産だった。内訳は住宅が4億2256万ウォン、住宅を除いた不動産が5353万ウォン。 一方、金融資産は1億6794万ウォンで25.4%を占めた。 同研究所は、50代の資産構成はほとんどが年金や金融資産が不足しており、退職後の生活費を十分に確保するのは難しいと分析した。資産が不動産に偏っているため、不動産を積極的に活用し、老後の生活費を準備する戦略が必要だと指摘した。
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