韓国首相、新型コロナとの闘いは「国際協力が核心」(画像:news1)
韓国首相、新型コロナとの闘いは「国際協力が核心」(画像:news1)
韓国のチョン・セギュン(丁世均)首相は「新型コロナとの闘いは、国際協力が核心となる」と明かした。

 丁首相はこの日、テジョン(大田)韓国科学技術院(KAIST)学術文化館で開かれた「グローバル戦略研究所国際フォーラム2020」で映像による祝辞を通して、「全てのことが不確実な現在、国際社会の協力が核心となる」とし、このように述べた。

 今回のフォーラムはKAISTグローバル研究所と世界経済フォーラム(WEF)韓国4次産業革命政策センターが「新型コロナウイルス感染症克服のためのグローバル協力案」をテーマに共同で開催し、YouTube(ユーチューブ)ストリーミングなどで全世界に生中継される。

 丁首相は「国際協力は決定的な武器として作用し、人類の力が合わさり新型コロナウイルスを終息させるよう助けるだろう」とし、「私はこれを”世界的社会資本”と呼ぶ」と述べた。

 また「韓国は多くの苦難をウイルス拡大初期に経験し、その苦難の時点が他の国家より少し早かった」としながら、「公開性、透明性、民主主義、この3つが韓国の核心的な新型コロナ退治戦略」と説明。

 その上で「韓国は積極的に感染事例を確認し、接触経路を最大限詳しく追跡した」とし、「個人のプライベート侵害に対する世論はあったが、韓国はこれに屈せず、国内外に関連情報を積極的に共有した結果、慎重に感染事例が安定化している」と評価した。

 最後に、丁首相は「今後、国際社会が新型コロナウイルスが原因で直面する複雑な問題を解決できるよう願い、その過程の中心には国際協力があることを願っている」とし、「また、他の危機に陥ることがあれば、新たな戦略が必要となる時期もくるだろうが、それに対する対話の扉を一日も早く開かねばならない」と強調した。

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