大邱・慶尚北道第3生活治療センターで隔離解除者が医療スタッフとグータッチであいさつしている=12日、聞慶(聯合ニュース)
大邱・慶尚北道第3生活治療センターで隔離解除者が医療スタッフとグータッチであいさつしている=12日、聞慶(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は17日、新型コロナウイルスによる感染症が完治し隔離が解除された後、再び陽性判定を受けた人が計163人になったと発表した。隔離解除者7829人のうち、2.1%を占める。 再び陽性と判定されたのは20代が38人(23.3%)で最も多く、50代が32人(19.6%)、30代が24人(14.7%)の順だった。 隔離解除後、再陽性が確認されるまでは1日から35日かかった。 防疫当局が、再陽性者のうち臨床・疫学情報が報告された137人を調査した結果、61人(43.9%)が軽い症状だった。 再陽性者と接触した249人のうち、2次感染は報告されていない。 防疫当局はウイルスの感染力を分析するため、28人の再陽性の検体を入手し、培養検査を行っている。 中央防疫対策本部の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)本部長は記者会見で、「再陽性者との接触者の追跡管理、ウイルス培養検査など、調査結果を踏まえて再陽性者の管理策を補完していく」と述べた。 中央防疫対策本部は再陽性の事例が増えていることを受け、各自治体に「再陽性事例の対応策」を配布した。自治体は感染者の隔離が解除された後にも14日間の自主隔離を勧告し、症状の有無を確認する。
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