韓国で新型コロナにより急激に増加した一時休職者たちは、これからの大量失業事態への不安を頭によぎらせている(提供:news1)
韓国で新型コロナにより急激に増加した一時休職者たちは、これからの大量失業事態への不安を頭によぎらせている(提供:news1)
韓国で新型コロナウイルス感染症事態により急激に増加した一時休職者たちは、これからの大量失業事態への不安を頭によぎらせている。

韓国で臨時休職状態に入った161万人の一時休職者たちは、新型コロナによる経済沈滞によって職場に復帰できず結局失業者に転落してしまう場合に起こる、4月の大量失業事態を心配している。

今日(17日)韓国の統計庁によると、今年3月の一時休職者は160万7000人で、前年同月の34万7000人より126万人も増加したという記録的数値である。これは統計集計史上、最大規模で最高の増加幅である。

この一時休職者の増加は、新型コロナ事態により困難になった企業や店舗が従業員の解雇のかわりに一時的に無給休職や有給休職をかなり増やしたためである。

問題はこのような休職者が職場に復帰できない場合、大量の失業事態につながるという点である。

一時休職者160万7000人が一斉に失業者へと転落してしまう場合、全体失業者は278万人にも急増してしまうことになる。

韓国政府もこのような点を憂慮している。韓国企画財政部(財務省に相当)は去る3日に一時休職者の失業の可能性について始めて言及した。

韓国政府がこのような言及をした理由は、新型コロナによる経済沈滞が長期化すると予想されているからである。

そこで韓国政府は去る4日、“失業大乱”の憂慮に対し急いで対策の準備に出た。韓国政府は来週初めに雇用維持対策、失業対策、緊急雇用・新雇用創出対策、死角地帯の労働者への生活安定対策など、新型コロナによる被害を克服するために「雇用安定パッケージ対策」を発表する予定である。

Copyrights(C) News1 wowkorea.jp 0