韓国経済副首相、来週雇用安定対策を発表＝新型コロナによる雇用衝撃克服へ

韓国のホン・ナムギ（洪楠基）経済副首相兼企画財政部長官は17日「新型コロナウイルスによる雇用衝撃を克服するため、これまで関係省庁間で緊密に協議して準備してきた雇用安定政策対応パッケージ対策を、来週初めに発表する計画だ」と述べた。

　洪副首相は同日午前、政府ソウル庁舎で関係長官会議を主宰した場で、このように明らかにした。

　これに先立ち、統計庁が発表した雇用動向によると、3月の就業者数は、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響で、前年同月比19万5000人が減少し、2010年1月の1万人減少以来、10年2か月ぶりに減少に転じた。就業者の減少幅は2009年5月の24万人減少以来、10年10か月ぶりの最大幅だ。