韓国総選挙で与党圧勝 文政権、脱原発推進か(提供:news1)
韓国総選挙で与党圧勝 文政権、脱原発推進か(提供:news1)
15日に行われた韓国総選挙は、与党の「共に民主党」の圧倒的な勝利に終わり、「脱原発・石炭」を掲げたムン・ジェイン政権のエネルギー転換政策も強力な推進力を得る見通しだ。

16日、開票結果によると、午前6時の時点で253の選挙区のうち、民主党163議席、未来総合党84議席、正義党1議席、無所属5議席となった。 与党である民主党は比例議席まで合わせると、国会議席合計300議席のうち180席を超えるものとみられる。

与党の圧勝だ。 議席数はさらに増えるが、政府の主要政策事業のための立法、予算審議で与党の声が大きくなるだろう。


与党としては圧勝という結果が「エネルギー転換政策を推進せよ」というメッセージと受け取るだけに、手綱を緩めるには支持勢力の反発など政治的負担が大きい。 このため脱原発を含むエネルギー転換政策に加速度がつく可能性が高い。

しかし、新型コロナウイルスの拡散などによる景気低迷の状況を考慮して、政策の速度調節の必要性を訴える声が高まり、月城1号機の永久停止決定と関連した監査院の監査、使用済み核燃料の敷地選定問題が相次いでいるため、推し進めるにも負担が伴うものとみえる。



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