北朝鮮・金主席生誕日に幹部が参拝　報道は正恩氏に言及せず

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は１６日、朝鮮労働党幹部や政府高官たちが前日に錦繍山太陽宮殿を訪れたと報じた。４月１５日は故金日成（キム・イルソン）主席の生誕記念日「太陽節」で、平壌の錦繍山太陽宮殿には金主席と故金正日（キム・ジョンイル）総書記の遺体が安置されている。同通信は金正恩（キム・ジョンウン）国務委員長（朝鮮労働党委員長）が参拝したかどうかには触れなかった。　中央通信によると、参拝者は党中央委員会、国務委員会、最高人民会議（国会に相当）常任委員会、内閣からの花をささげた。写真には崔竜海（チェ・リョンヘ）最高人民会議常任委員長（国務委員会第１副委員長）や朴奉珠（パク・ボンジュ）党副委員長（国務委員会副委員長）、金在龍（キム・ジェリョン）首相らの姿が見える。　一方、金委員長の名前が書かれた花はあるが、姿は確認できない。　金委員長は最高指導者に就いた後の２０１２年から１９年まで、太陽節には幹部などを引き連れて参拝してきた。