新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた小中高校の新学期が、4月9日から学年ごとに順次始まる。児童・生徒は登校させず、遠隔授業を行う。新学期を控え、光州市内の高校で教師がオンライン授業を試している=1日、光州(聯合ニュース)
新型コロナウイルスの感染拡大で延期されていた小中高校の新学期が、4月9日から学年ごとに順次始まる。児童・生徒は登校させず、遠隔授業を行う。新学期を控え、光州市内の高校で教師がオンライン授業を試している=1日、光州(聯合ニュース)
【世宗聯合ニュース】韓国で新型コロナウイルスの感染拡大により延期されていた小中高校の新学期について、9日からまず高校3年生と中学3年生の授業がオンラインで実施される。

 本来は3月2日に始業する予定だった。

 遠隔授業は教師と生徒が映像でつながった状態で授業が行われる「リアルタイム双方向型」、教育放送(EBS)の番組や、録画された教師の授業などを見て討論する「コンテンツ活用型」、読書感想文などの課題を出す「課題遂行型」の3種類がある。

 教師が教科や状況などを考慮し、3種類の中からいくつかを選んで授業を行う。

 今月16日には高1~2年、中学1~2年、小学校4~6年の遠隔授業が始まる。小学校1~3年は同20日から始まる。各学年ともに、始業後2日間は遠隔授業に適応するための期間となり、使い方を学ぶ。

 生徒や児童は自宅でパソコンや、タブレット端末、スマートフォンなどで授業を受ける。

 40~50分間、画面を見続けるのは集中力が続かない可能性があるため、講義やコンテンツの視聴は15~20分程度にし、残りの時間は討論を行うなどの方法で行われる見通しだ。


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