水原で開かれた「共に民主党」と「共に市民党」の合同会議=1日、水原(聯合ニュース)
水原で開かれた「共に民主党」と「共に市民党」の合同会議=1日、水原(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国総選挙(15日投開票、定数300)の選挙運動が2日にスタートする。各党は小選挙区議席(253)の半数近い121の議席を占める最大の激戦地、首都圏を中心に選挙戦を展開する方針だ。 与党「共に民主党」は1日、ソウル郊外の京畿道・水原で与党陣営の連合比例政党「共に市民党」との初の合同会議を開き、新型コロナウイルスへの対応や経済危機の克服、文在寅(ムン・ジェイン)政権の成功のため与党に力を与えるよう訴えた。前首相で共に民主党の新型コロナウイルス国難克服委員長を務める李洛淵(イ・ナクヨン)氏は「今回の選挙では(野党と)戦う人ではなく、働く人を選ばなければならない」と強調した。 これに対し、保守系の最大野党「未来統合党」は党執行部が首都圏を訪れ、経済問題や文大統領の最側近の一人、チョ国(チョ・グク)前法務部長官を巡る疑惑などを強調し、政権に審判を下すよう訴える。2日からは比例政党「未来韓国党」との共同選挙運動を本格化させる。未来統合党の黄教安(ファン・ギョアン)代表は「野党に力を与え、(政権への)けん制と均衡を回復しなければならない」と述べた。 中道系野党「民生党」は1日、中央選挙対策委員会を正式に発足させた。孫鶴圭(ソン・ハクギュ)委員長は「中道改革政党の民政党に一票を投じてほしい」と呼び掛けた。 革新系野党「正義党」は「社会的弱者を代弁する政党」であることを強調し、票集めに力を注いでいる。 中道系野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表は1日から韓国全土を縦断する選挙運動をスタートさせる。
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