昨年9月に韓国を訪問したボリソフ首相(左)と文大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
昨年9月に韓国を訪問したボリソフ首相(左)と文大統領(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は31日、ブルガリアのボリソフ首相と電話会談し、世界的な大流行となった新型コロナウイルスへの対応策を協議した。青瓦台(大統領府)の姜珉碩(カン・ミンソク)報道官が伝えた。 電話会談はボリソフ首相の要請で、午後4時から約15分間行われた。 ボリソフ首相は「防疫システムの模範事例として全世界が韓国に注目していることをよく承知している」とし、「最近ブルガリアは新型コロナのウイルス検査の需要が増えており、迅速な検査のための診断キットがどうしても必要な状況」と診断キットを確保するために協力を要請した。  文大統領はこれに対し「ブルガリアの役に立つように、積極的に検討する」とし、外交ルートを通じて数量や日程、輸送方法などを具体的に協議することを提案した。 また韓国は欧州よりも先に新型コロナウイルスの感染拡大が起こり、相対的に多くの経験や臨床資料を蓄積しているため、これを国際社会と積極的に共有する意向があることを伝えた。 ボリソフ首相は謝意を示した上で、韓国の事例を国会で自ら説明すると述べた。
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