韓国野球委員会(KBO)は31日、ソウル・KBO会館で緊急実行委員会(団長集会)を開き、開幕が遅れている2020KBOリーグの全般的な事案について議論した。
この日、実行委員会では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対処案及び来る4月7日から実施される予定だった練習試合などについて集中的に議論した。
リュ・デファンKBO事務総長は「社会的な雰囲気が整っておらず、練習試合は4月21日に延期することにした」と明らかにした。
続けて「これに伴い、正規シーズン開幕も4月20以降から4月末または5月初めへと暫定延期した。具体的な内容は今後引き続き議論する予定だ」と説明した。
当初、KBOは4月7日から練習試合を開始し、正規シーズン開幕もスピードを出す計画だった。しかし、いまだ国内の新型コロナ感染者が減っておらず、自主基準に設定した小・中・高校の新学期開始が再び延期され、オンライン新学期開始に代替されるなど社会的な雰囲気が整っていないと判断し、このような決定を下した。
リュ事務総長は「新型コロナ感染者がまだ三桁も発生している。感染者数がもっと減少しなければならない。そして学校の新学期開始が遅れた部分も(決定に)大きかった。社会的にまだ試合を行うには早いと判断した」と強調した。
今後も引き続き新型コロナ及び社会の雰囲気を考慮するという方針だ。リュ事務総長は「来週(4月7日)再び実行委員会を開き、練習試合の日程などを議論する予定だ」と述べた。
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