バスで病院に搬送される新型コロナウイルスの感染者(資料写真)=(聯合ニュース)
バスで病院に搬送される新型コロナウイルスの感染者(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は31日、この日午前0時現在の韓国での感染者数は前日午前0時の時点から125人増え、計9786人になったと発表した。死者は前日から4人増え計162人。 新たに感染が判明した125人のうち、60人は南東部の大邱市で確認された。大邱市内の病院で、前日に少なくとも58人の感染が確認されている。ソウル市では宗教施設での集団感染や海外からの入国者などを含め、24人の感染が新たに判明した。このほか首都圏の京畿道で13人、仁川市で6人など。海外からの入国者を対象とした空港などの検疫で感染が確認された人は15人だった。 地域別の累計感染者は大邱市が6684人で最も多く、その周辺の慶尚北道が1300人と続く。京畿道が476人、ソウル市が450人、忠清南道が128人、釜山市が119人などとなっている。空港での検疫で感染が確認された人は計217人と集計された。 感染者は女性が5881人(60.1%)で、男性の3905人(39.9%)を上回る。 年齢層別では20代が2656人(27.1%)で最も多く、次いで50代が1851人(18.9%)、40代が1312人(13.4%)、60代が1235人(12.6%)などの順。 この日午前0時現在の死者は前日の同時刻から4人増の計162人となった。全体の致死率は1.66%だが、60代は1.78%、70代は7.07%、80歳以上は18.55%と、高齢になるほど跳ね上がる。 感染者のうち、完治して隔離措置を解かれた人は前日より180人増え、計5408人となった。 これまでに新型コロナウイルスの検査を受けた人は計41万564人。このうち38万3886人が陰性で、1万6892人が検査結果を待っている。 中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナウイルスの感染者数を発表している。
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