大邱市内の病院の救急医療センター(資料写真)=(聯合ニュース)
大邱市内の病院の救急医療センター(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は28日、この日午前0時現在の韓国での感染者数は前日午前0時の時点から146人増え、計9478人になったと発表した。 新たに感染が判明した146人のうち、73人は南東部の大邱市(71人)とその周辺の慶尚北道(2人)で確認された。 地域別の累計感染者は大邱市が6587人で最も多く、慶尚北道が1285人と続く。京畿道が433人、ソウル市が390人、忠清南道が126人、釜山市が114人、慶尚南道が91人など。 新規感染者のうち24人は海外からの入国者を対象とした空港などの検疫で確認された。これを含め海外からの入国者の感染は計168人となった。 この日午前0時現在の死者は前日の同時刻から5人増の計144人で、致死率は1.52%となっている。80歳以上の致死率は16.20%に上る。 感染者のうち、完治して隔離措置を解かれた人は前日より283人増え、計4811人となり、1月20日に国内で最初の感染者が確認されてから初めて治療中の感染者数(4523人)を上回った。 これまでに新型コロナウイルスの検査を受けた人は計38万7925人。このうち36万1883人が陰性で、1万6564人は検査結果を待っている。 中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナウイルスの感染者数を発表している。
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